ものつくりで大切なものはコミュニケーションをとること
「不思議なもので営業がいいと、パンフレットの色もきれいになるんですよ。
以前にお願いしていた印刷会社は担当の営業が変わってから色が悪くなってしまった。」
これは印刷物の色調の再現性にとっても厳しいお客様が言っていた言葉です。
もちろん営業が実際に、画像の補正を行い、印刷機を動かしてきれいな色を再現しているわけではありません。
そもそも『きれいな色』は人によって違います。
求められている要望をしっかりと聴き、実際の作業を行う現場に確実に伝えることによって、
お客様がもとめる『きれいな色』の印刷物をつくることができます。
現場と密にコミュニケーションをとれる営業であれば、パンフレットの色もきれいになるということです。
ちなみに僕がつくったパンフレットの色はどうだったかは怖くて聞けませんでした・・・。
すべてのお客様に満足いただける商品はありません
印刷会社の営業をやっていると伝えると「大変そうだね。」「キツイ仕事だね。」と言われることがたまにあります。
実際キツイと感じる時もありますが、楽しく働いています。
私たちが取り扱う商品は全てオーダーメイドの受注生産です。デザイン、形、大きさ、材料など仕様全てが案件ごとに違ってきます。
あらゆる業種、業界とも接点があり、求められていることも毎回違います。
お客様の想いをカタチにする仕事は何年やっても、困難と達成感が味わえます。