ツクリテオモイ

No.001 変えることはできる

よく印刷会社っぽくないですねと言われます。立会いに来られたお客様に、印刷会社のイメージと少し違いますねとも言われます。47年間続く会社のなかで、変わり始めたのは5年くらい前でしょうか製造現場のあるべき姿を求めて月曜日の全員工場見学に備え製造スタッフ全員が休日出社をして、スケジュールを前倒し大型バスに乗り込み、目の当たりにした自社以外の製造現場。自分たちが職場に誇りを持ち、自信をもった製品づくりに取り組むためにはたいせつなものとは何だろう。そんなことを考え始めた時期でした。いま製造部では、段取り替え選手権というイベントを半期ごとに開催しています。イベントの目的は3つあります。 ①定期的に競い合うことで、オペレーターの技術共有と向上を図る ②そのタイムを元に、普段の仕事にかかる標準タイムを策定する ③イベント的な形で開催することにより、現場のコミュニケーションを図るみんなの前で作業を公開することも、競い合うことも、はじめは抵抗があったけど6回目になると、新しい競技の提案がでたり、他人の技術に興味をもったり変わってきたんじゃないかと思います。「ひとは変わることはできないが、ひとを変えることはできる」6年前に見た製造現場に少しずつでも近づいているようなまだ程遠いような仕事が楽しいと思うスタッフは少なくないですが会社がたのしいと言ってもらえるような職場になれるといいなと感じます。

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